なにも分からないままCalckeyのサーバーを建てた話

ほぼ自分用の、何かあった時のための備忘録となります。

◆前提

書いている人

  • ガジェットとゲームが好きな一般人
  • 最近Steam Deckを購入して外部ツールを入れては遊んでいる
  • ゲームのマルチプレイサーバーをNITRADO等で建てた経験あり
  • サーバーやセキュリティ周りの知識はほぼゼロ
  • UbuntuやLinuxが何を指すかは分かるが触ったことはない
  • 既にHostodonを使った個人サーバー有り※独自ドメイン使用

なんでCalckeyにしたの?

なんかMisskeyよりシンプルそうだなって…思って…

使った環境

  • ドメイン取得…XServer Domain
  • VPS…WebARENA Indigo(Ubuntu 22.04/4vCPU/4GB RAM/80GB SSD)
  • オブジェクトストレージ+CDN…Cloudflare

※この記事は上記の利用を前提として書かれているため、別サービスを利用している場合は対応が異なる場合があります。

参考にしたもの

◆サーバーが建つまでに詰まったところ

①ネームサーバーの設定

取得した独自ドメインとサーバーを紐づけるためにCDNやらDNSやらの設定が必要なのですが、この辺りの知識がまったくなく、今でも「言われた通りにやったらできた…」くらいのノリでいます。ネームサーバーの設定自体はHostodonで独自ドメインを使用した際に行っていたのでどんなことをするかのイメージはあったのですが、XServer側に指定するネームサーバーが何なのかが分からず、それを調べるのに一番時間がかかりました。
結果としてWebARENA Indigoの場合、この手の設定をするために必要なものが有料オプションのようで、通常の契約だとそれができないっぽい…という理解で素直にCloudflareを使う方向へチェンジしたのですが、そもそも間違った認識だったらごめんなさい。

ちなみにCloudflareを使わないことを考えていたのは、Calckeyでの使用が非推奨とされているらしいのを小耳に挟んだから…なのですが、具体的にどう非推奨なのかとか普通にCloudflare使って動いてるよという話もあり、じゃあいっか!と気にしないことにしています。今後何か影響あるようだったらこの辺りを疑っても良いかなくらいの気持ちで。

なおCloudflareでの設定については先述の記事の通りに従って問題なく完了しました。
本当に丁寧な記事で助かります…!

②Calckeyインストール時のエラー

まあ一発で成功するようなそんなうまい話はないよねとは思っていましたが、案の定初回インストール(ビルド?)時にエラーが出てしまいました。ここは翻訳とかエラー文をGoogleに投げてみるとかしてしっかり読みましょう。今回は「データベースのユーザーが正しくないけど!」みたいなことを言われているようで、任意に変えたのが良くなかったか…などと思いつつ、もう一度スクリプトを実行したところすんなりと通りました。心当たりといえばユーザー名に大文字を入れたのがまずかったかな?くらいなんですが真相は分かりません。

なおエラーが出てもう一度インストールを行いたい場合、そのまま同じコマンドを実行するので問題ありません。一部2回目用になる箇所があるのでそこだけ注意してください。

◆サーバーが建った!

ということで無事インストールが完了し、ドメインでアクセスすると…

無事に管理者アカウントを作成する画面が表示されました!
(今気づいたけど「Misskeyのインストール」ってなってるのは何故…

VPSの登録からCalckeyインストール、管理者ユーザーの作成までおよそ3時間でした。
初めてにしてはまあまあ順調にいった方ではないんじゃないかなと思います。

なおこの後ベータ版へのアップデート(必須ではないです)を行おうとして5時間くらい苦戦してたのですがそれはまた別な機会に書ければ…。

◆気になっていること

  • セキュリティ周りの設定について。他の人を入れる予定はないけど、そもそも今何ができていてこの後何をどこまでしておく必要があるのかさっぱり…。
  • スペックのダウングレードについて。Misskeyはビルド時に2GBだと足りない話をよく聞くので念のため4GB構成を選んでいるものの、現状余らせてそうなので下げてもいいなら下げたいなと。今後のアプデにも関係あるならそのままが良さそうだけどどうなんでしょう。